シミがあった時の対処法よくあるケースtop3

シミがあった時の対処法よくあるケースtop3

目次

1.えり、胸周りに食事のシミがついた

食事のシミがついてしまった時は、

慌てずにまず固形の取れそうなものだけを取るようにしてください。

水分を含んでいる場合には、乾いたティッシュなどで取れるものだけ取る、広がらないように水気をティッシュに吸い取らせるていただくと、応急処置としては良いです。

乾いたティッシュを使っていただくこと、無理にはがしたりこすったりしない、がコツです。濡れおしぼり等を使いたくなると思いますが、ぐっとこらえて乾いたティッシュのみ使ってください。

なぜならシミの箇所を濡れた物で触ると、小さかったシミが広がってしまいます。また、生地の表面に乗っているだけの染みが生地の奥の方まで染み込むことになりますまた、生地が擦れて白く見える、などのことが考えられますので生地が濡れた状態にはご注意ください。

2.えりに着用の汚れがついた

通常の着用による襟の汚れはそれほど神経質にならなくても良いと思います。気になる程度になったなら専門店にお持ちいただくことをお勧めします。ただし、長期間そのままにすることの無いようにお気をつけください。

ご自身でベンジンを用いたお手入れをなさる方もいらっしゃいますが、注意していただきたい事はすべての汚れが取れるわけでは無いと言うことです。ベンジンで取れるシミは油性のシミのうち取れやすいものだけになります。

3.裾に泥の汚れが付いてしまった。

雨の日の泥汚れ

雨の日のご着用では裾にドロをはねてしまうことがよくあります。水気を含んでいるときは自然乾燥してください。また、裾が濡れてしまった場合はスレにご注意ください。濡れた状態で歩くたびに裾と足袋がこすれるとスレ(細かい毛羽立ち)ができてしまい、場合によって直すことが困難なことがあります。

乾いた泥汚れの場合は比較的取れやすく、優しくブラシでこするとある程度取れることもあります。

どんなシミがついた場合も基本となるところは、

水気をよく吸い取る。

周りにつかないように応急処置をして下さい。

濡れた状態でこすらない。

なるべく早く専門店に持っていく。

シミがあったときは自分でなんとかしようとせず専門店に依頼することをお勧めします。何故かと言うと染み抜きは何がついているかよって加工方法は全く変わってきます、使用する材料も変わってきます。何がついているのかわからないまま、水で叩くベンジンでこする等の加工すると、シミが広がってしまう、シミが取れなくなってしまう、生地を傷めてしまう、可能性があります。

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